混声合唱団ハーモニー函館活動記
 
合唱団の活動の記録です。
 


ドイツ遠征公演報告

去る2016年11月23日(水)から11月29日(火)まで、函館メサイア合唱団はドイツ・ヴュルツブルクへ演奏旅行に行ってきました。
3回公演しました。1回目は同市内にあるシーボルト記念館で25日(金)20時から(現地時間、以下同様)日本の曲のコンサートを行いました。これは、函館メサイア合唱団単独のコンサートで、ピアノはニューヨークからジャズピアニストの加茂紀子さんが駆けつけてきて演奏してくれました。2回目はヴュルツブルクから北へ40キロ離れたハンメルブルクという町の聖ヨハネ教会で26日(土)19時からメサイア全曲公演を行いました。これは現地のヴュルツブルク合唱団との合同演奏で、指揮はアンケ・ヴィルヴォールさん、オルガンは石崎理さんです。3回目はヴュルツブルクのハイリッヒクロイツ教会で27日(日)16時からこれもメサイア全曲公演をおこないました。演奏者は前日と同様です。
1回目の公演は、聴衆の反応がよく、すっかりのせられました。ジャズの常として即興がはいり、リハーサルの段取りからはずれて、次は何が起こるんだろうという適度な緊張感がまた楽しかったです。公演は熱狂的な拍手で締められました。公演後、地下でレセプションがあり、終始友好的な雰囲気で行われました。
2回目の公演は、聴衆は50人くらいと少なかったのですが、みな真剣に聴いてくれて、3つある各部の合間に2分ほどのインターバルがあるだけの立ちっぱなしぶっ通し公演だったのですが、演奏するほうも聴衆も緊張感を最後まで途切れさせることなくいけました。一曲だけ指揮の速いテンポに合唱がついていけずずれてしまったところが残念でした。
3回目の公演は、前日のうまくいかなかったところを修正して大成功でした。教会の残響は特にゲネラルパウゼ(全休止)のときに効果的で日本では体験できないことでした。終わったときの拍手が熱狂的で、一生のうちで一番の充実感と感動が得られました(個人的な感想です)。
今回の旅行で何ものにも変えられない貴重な体験をしました。一生の宝です。
                     舩矢



2016年12月2日(金) | トラックバック(0) | コメント(0) | 音楽 | 管理

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